車中泊にもおすすめのポータブル電源!用途に適した容量を解説

趣味

車中泊にあると便利な「ポータブル電源」。エンジンを切った状態でも電化製品を使用でき、寒さ対策や食事作りに役立ちます

とはいえ、Amazonなどにはさまざまなメーカーのポータブル電源が販売されており、「車中泊に適しているのはどんなポータブル電源?」「容量はどれくらいを選べばいい?」と、迷ってしまう人は多いでしょう。

そこで今回は、車中泊向けのポータブル電源を徹底解説。車中泊でのおすすめの使い道や選び方のポイント、おすすめブランドをまとめました。快適に車中泊を楽しみたい人は、ぜひ本記事を最後までチェックしてくださいね。2024

今すぐおすすめのポータブル電源をチェックしたい方はコチラ≫  Jackery Japan 楽天市場店

車中泊でのポータブル電源の必要性・使い道は?

車中泊 必要性

車中泊をするとき、「家電を使いたいけどバッテリー上がりが心配」「コンセントが足りない」といった不便を感じたことがある人は多いはず。特に、夏・冬の車中泊だと、暑さや寒さが厳しく、電気を一切使わずに過ごすのは難しいです。

仮に、シガーソケットからコンセントに変換できるインバーターを使うにしても、キャンプ場で夜間にエンジンをつけたままで過ごすのは、周囲への迷惑になるのでタブー。

そんなときにポータブル電源があれば、手軽に家電への給電・充電が可能です。高出力モデルなら、ヒーターなどの暖房器具や電気ケトルといった調理家電も使えます。

さらに、ポータブル電源は、ソーラーパネルや車のシガーソケットから充電できるものが豊富。バッテリー切れの心配がないため、長期間の車中泊にも活躍します。

 

車中泊向けのポータブル電源の選び方

ここからは、車中泊に適したポータブル電源の選び方を紹介します。容量・定格出力などの基本性能に加えて、車中泊にあると嬉しい機能などを詳しく解説しました。

家電に合わせて「容量」「定格出力」を選ぶ

ポータブル電源の「容量」は、使用可能な電力の総量のことです

容量 おすすめな人・用途
600Wh前後
  • 日帰り~1泊程度の車中泊
  • スマートフォンなどの小型機器の充電が中心
  • 電気毛布程度で過ごせる肌寒い季節の車中泊など
1,000Wh前後
  • 2~3泊程度の車中泊
  • 電気ケトルや小型炊飯器を使った軽食作りなど
1,500Wh以上
  • 3泊以上の車中泊
  • 小型エアコンやヒーターが必要な夏・冬の車中泊
  • IH調理器や電子レンジを使った本格的な食事作りなど

ポータブル電源の容量は、季節や泊数に合わせて選ぶのがおすすめ。1泊程度のカーキャンプやスマートフォンなどの充電で使う程度であれば、600Wh前後あれば十分です。2泊以上の車中泊をする場合は、1,000Wh以上の大容量モデルを検討してみてください。

冬の車中泊でセラミックヒーター(800Wの中型モデル)を使いたい場合、1,000Whのポータブル電源なら約1.2時間・2,000Whのポータブル電源なら約2.3時間使用できます。セラミックヒーターは消費電力が多く、すぐにポータブル電源の容量がなくなってしまうので、車中泊でセラミックヒーターを使うのは冷え込みが酷くなる朝や夜の数十分くらいがおすすめです。

一方、「定格出力」は、ポータブル電源が安定して出力し続けられる電力を表しています。定格出力は、使用する家電を基準にするのが理想。

扇風機や電気毛布は消費電力が小さいため、定格出力を気にする必要はありません。IH調理器や電子レンジなどを使いたいなら、1,500W以上の高出力に対応したポータブル電源を選びましょう。

消費電力の目安
  • 扇風機:30~50W前後
  • サーキュレーター:30W
  • 電気毛布:50W
  • 車載冷蔵庫:60W
  • 炊飯器:250W
  • 電気ケトル:700W
  • 小型エアコン:700~1,200W
  • ドライヤー:600~1,200W
  • 電子レンジ:1200~1,400W
  • IH調理器:1,000~1,500W

 

コンパクト設計・静音仕様など、車内環境に適したものが◎

 

車中泊では、屋外でのキャンプとは異なり、ポータブル電源を限られたスペースで使用しなくてはいけません。大型のポータブル電源が居住スペースを圧迫したり、ファンの音が狭い車内に響き渡ったりすると、せっかくの車中泊でストレスを感じてしまいます。

車内で快適に過ごしたいなら、コンパクトかつ静音性に優れたポータブル電源がおすすめです。

ポータブル電源は大容量であるほど本体も大きくなりますが、最近では小型設計にこだわった製品も豊富。1,000Whクラスの場合、幅・奥行きが30cm前後、重量が10kg前後であれば比較的コンパクトで扱いやすいと言えます。

また、静音性を重視するなら、運転音は45dB以下がベスト。約40dBが図書館の騒音値とされているため、車内で使ってもストレスがありません。最近では、運転音を30dB以下に抑えている静音モデルも登場しており、就寝時でも快適に使えますよ。

車中泊向けのポータブル電源ブランド:Jackery

Jackery(ジャクリ)は、「グリーンエネルギーをあらゆる人に、あらゆる場所で提供する」をビジョンに掲げるアメリカ発のポータブル電源ブランドです。2012年にカリフォルニアで設立され、安全性と使いやすさを両立した製品で、世界中で高い評価を得ています。

Jackery Japan 楽天市場店はこちらからチェック!

Jackery ポータブル電源の主な特徴

  • 高い安全性: Jackeryのポータブル電源は、安全性に特に力を入れています。
    • 防災安全協会推奨品認証: 一部の製品は、災害時に有効活用できると認められた防災製品等推奨品認証を取得しています。
    • BMS(バッテリーマネジメントシステム): NCM(ニッケルマンガンコバルト)またはリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、過充電・過放電保護、温度管理など、多重の安全機能を自動制御しています。
    • 耐久性: 振動や衝撃、落下、経年劣化に耐える試験を実施しています。
    • PSE認証: 日本国内の電気用品安全法(PSE)に適合した製品です。
  • 多様なラインナップ: 小容量モデルから大容量モデルまで、幅広いラインナップを取り揃えており、個人のニーズに合わせて選ぶことができます。
  • 高い出力: 一部のモデルでは、電子レンジや電気ケトル、ドライヤーなど、高出力の家電製品も使用できます。
  • ソーラー充電: 別売りのソーラーパネルを使用することで、太陽光を利用した充電が可能です。これにより、停電時やアウトドアなど、電源がない場所でも電力を確保できます。
  • パススルー充電・UPS機能: 一部のモデルでは、ポータブル電源を充電しながら家電製品に給電できるパススルー機能や、停電時に自動で電源を切り替えるUPS(無停電電源装置)機能を搭載しています。
  • 長寿命: 一部のPlusシリーズやNewシリーズでは、長寿命のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、高い充放電サイクルを実現しています。
  • 軽量・コンパクト: 同クラスのポータブル電源と比較して、軽量・コンパクト設計を実現しており、持ち運びやすいのが特徴です。
  • 低自然放電: Newシリーズなどでは、自然放電を抑制する独自の技術により、長期間保管しても電池残量が減りにくくなっています。
  • 純正弦波: AC出力は純正弦波を採用しており、家庭用の電気製品をほぼ全て安心して使用できます。
  • アプリ連携: 一部のPlusシリーズでは、専用アプリで充放電状況や残量などをモニタリングできます。

Jackery ポータブル電源の主なメリット

  • 電源のない場所で電気が使える: キャンプ、車中泊、DIY、イベントなど、様々なシーンで活用できます。
  • 防災対策に有効: 停電時の非常用電源として、照明、情報収集、通信手段の確保などに役立ちます。
  • 環境に優しい: 燃料を使用しないため、排気ガスが出ず、騒音も少ないです。
  • 経済的: ソーラーパネルと組み合わせることで、電気代の節約にも繋がります。

Jackery ポータブル電源の主なラインナップ

Jackeryは、幅広い容量と機能を備えた様々なポータブル電源をラインナップしています。主なシリーズとしては、以下のようなものがあります。

  • Explorerシリーズ: Jackeryの定番シリーズで、様々な容量のモデルがあります。
  • Plusシリーズ: リン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、長寿命と安全性を高めたシリーズです。アプリ連携機能も搭載しています。
  • Newシリーズ: 軽量化・小型化設計と高速充電に対応したシリーズです。
  • Proシリーズ: 大容量・高出力で、より多くの家電製品に対応できるハイエンドモデルです。

具体的なモデルとしては、以下のようなものがあります。

  • Jackery ポータブル電源 100 Plus: コンパクトで持ち運びやすいエントリーモデル。
  • Jackery ポータブル電源 240 New: 手軽に使える軽量モデル。
  • Jackery ポータブル電源 300 Plus: バランスの取れた性能を持つモデル。
  • Jackery ポータブル電源 600 Plus: 中容量で、幅広い用途に対応。
  • Jackery ポータブル電源 900: 大容量で、家電製品も長時間使用可能。
  • Jackery ポータブル電源 1000 Plus: 大容量と高い出力を両立。
  • Jackery ポータブル電源 1000 Pro: 高速充電と高い安全性を備えたモデル。
  • Jackery ポータブル電源 1500: 大容量で、多くの電化製品に対応。
  • Jackery ポータブル電源 2000 Plus: 超大容量で、長時間の使用が可能。

Jackery Japan 楽天市場店で詳細をチェック!

  • 選び方のポイント

  • 使用目的: どのような用途でポータブル電源を使用したいのか(キャンプ、車中泊、防災、DIYなど)。
  • 必要な容量: 使用する家電製品の消費電力と使用時間から、必要なバッテリー容量を計算します。
  • 必要な出力: 使用する家電製品の最大消費電力を確認し、ポータブル電源の定格出力がそれを上回っているかを確認します。
  • 充電方法: AC充電だけでなく、ソーラー充電やシガーソケット充電の必要性も考慮します。
  • 予算: ポータブル電源の価格帯は幅広いため、予算に合わせて選びます。
  • 安全性と信頼性: Jackeryは信頼性の高いブランドですが、製品の認証情報やレビューなども確認しましょう。

Jackery Japan 楽天市場店はこちらからチェック!

まとめ

今回は、車中泊におすすめのポータブル電源について紹介しました。ポータブル電源があれば、車中泊でバッテリー上がりを気にせずに家電への給電・充電ができます。自分にぴったりなポータブル電源を見つけて、快適な車中泊を楽しんでくださいね。

 

タイトルとURLをコピーしました